SNSだけで集客を完結させた居酒屋のマーケ手法

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はじめに|広告ゼロでも満席にできる時代へ

「広告費をかけずに、どうやって集客しているのか?」
「SNSだけで本当にお客さんは来るのか?」

そんな疑問に対し、答えを出した個人居酒屋の実例があります。
都内にある20席ほどの居酒屋「つなぐ屋」は、SNSだけで集客を完結し、予約困難店へと成長しました。

本記事では、その成功要因と再現可能な運用手法を、プラットフォーム別・投稿設計・AI活用まで含めて徹底解説します。


背景|なぜSNS集客に頼る選択をしたのか?

コスト構造における「広告費」の重さ

  • チラシ:制作・印刷・配布で5〜10万円/月
  • グルメサイト掲載:月額3〜8万円+送客課金
  • Googleリスティング広告:クリック単価上昇中

「広告をやめてもお客さんが来る仕組みを作りたい」
それがSNSに集中したきっかけでした。


実例|「つなぐ屋」が実践したSNS集客の設計図

概要:

  • 店舗:東京・下町エリアの個人居酒屋(20席)
  • 広告費:ゼロ
  • 集客媒体:Instagram・X(旧Twitter)・LINE公式
  • 結果:フォロワー3,000人で常連化率60%、平均月予約率90%以上

ステップ1|Instagramでの世界観づくり

投稿設計のポイント:

要素内容・工夫点
写真店主がiPhoneで撮影、自然光を活かした料理アップ
フィード構成「料理」「お客さんの声」「スタッフの日常」を交互投稿
ストーリー当日の空席/おすすめ料理/仕込み風景など毎日投稿
ハイライト「メニュー」「お店のこだわり」「予約方法」をまとめ表示

📌 使用ツール:Canvaでテンプレ化、投稿負荷を最小化
📌 AI活用例:ChatGPTに「お品書き紹介のキャプションを作って」と依頼


フォロワー獲得施策:

  • 近隣のカフェ・古着屋アカウントに積極的に「いいね」「コメント」
  • 来店客に「タグ付き投稿で1品サービス」導線
  • 店内POPにQRコード設置、「フォローでドリンク1杯無料」実施

ステップ2|X(旧Twitter)でファンとの距離を縮める

つぶやき内容の例:

  • 店主の語り口で「今日の気分」「常連さんとの会話」「つぶやきグルメ」
  • 例:「日本酒が冷えてると、なぜか今日もやれる気がする。」
  • 例:「今日は焼き鳥がまっすぐ焼けてるから、来たらいい日かも。」

→ Xは拡散より**“人となり”の発信とファンとの日常的な接点**が軸

📌 AI活用:ChatGPTに「居酒屋らしいユーモラスな一言を20個出して」と依頼して事前準備


ステップ3|LINE公式アカウントで囲い込みと予約管理

導線と仕掛け:

  • プロフィール/POP/SNSリンク → LINE登録へ誘導
  • LINE登録後、自動返信で「メニュー」「空席確認」「予約フォーム」を案内
  • メッセージ配信は月2〜3回(季節限定・臨時営業・キャンセル情報)

📌 使用ツール:L Messageでタグ管理+予約リマインド自動化
📌 予約フォームはGoogleフォームで作成し、LINEに連携


成果|数字で見る「SNSだけの集客」

指標導入前(広告依存)SNS活用後
広告費月額6万円0円
月平均来店数約380人約410人
月間リピーター率32%61%
予約満席率55%91%
フォロワー数(半年間)0 → Instagram:3,200、X:1,500

よくある質問(FAQ)

Q. 写真や動画が苦手でもできますか?

A. はい。Canvaなどのテンプレートを使えば初心者でも整った見た目が作れます。**大切なのは「誠実な発信」**です。

Q. フォロワーが少ないと効果ないのでは?

A. フォロワー数より「濃い関係性」が重要です。“エンゲージメント率”を重視しましょう。

Q. 毎日投稿は負担が大きくないですか?

A. ChatGPTやCanvaで1週間分を1時間で準備→予約投稿という運用も可能です。


まとめ|SNSだけで集客できる店は「設計」されている

  • SNSは“たまたまバズる”ツールではなく、戦略的に使うことで“再現性ある集客手段”になる
  • Instagramは世界観と誘導、Xは関係構築、LINEは囲い込みと予約
  • 写真・文章・配信すべてにAI・テンプレを活用すれば、少人数でも継続可能な運用が実現

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この記事を書いた人

ヒロさんのアバター ヒロさん 代表取締役

ヒロ(Hiro)
元システムエンジニア。現在はIT企業の代表として、AIと飲食の融合に挑戦中。
小さい頃から飲食が大好きで、親と共に数々のレストランを巡って育ちました。
趣味は料理で、時折自ら主催する「ヒロさん会」では友人たちに手料理を振る舞っています。
六本木の知る人ぞ知る名店ワインバー「バロンルージュ」には15年間通い続け、現在はバロンルージュのオーナーシェフがいる銀座の「WineBar Le Domrémy」の常連です。
このブログでは、飲食業界の皆様がAIを使いこなし、経営と現場の両面で楽になる情報をお届けしています。

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